- 「ラルフィリア・サーガ」用語集 -
ネタバレありますので要注意!
あ〜さ行 | た〜は行 | ま〜わ行 |
マーシャ | -ユーリの乳母。レイラとカイルの母親。獣性の一族で、大穴熊の因子を持つ大柄な女性。 -夫はカイルとレイラが生まれる前に戦で他界した。 |
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巨人(マクマホーン) | -霊峰ザナドスの山中で眠りについていた魔神。山犬の顔、山羊の角、滝のような銀色の髪を持ち、下半身は蛇体である半獣半人。 太古、ラルフィリアの英雄王「揺るぎなき者(テオドール・クラウンベル)」が山に封印したとされる巨人で、ひとたび目覚めれば、すべての世界を雪と氷に閉ざしてしまう魔神。 -自分が生きることそのものがたくさんの命を奪い、まして死ぬことは一つの世界を破滅する。そんな自分の絶望に救いをもとめ幾多の大陸をさまよったあげく、ラルフィリアにたどりつき、英雄王テオドールの作った「眠りの牢櫃」に封印されることで、安らぎを与えられて眠りについていた。 -ユーリの命を狙った暗殺者たちの凶行が「眠りの牢櫃」にズレを生じ眠りから覚めてしまうが、ユーリの歌う子守歌の力で「眠りの牢櫃」にかけられていた魔法が修復したことで再び眠りにつくことになり、別れ際、ユーリに赤い宝玉(あまたの魔法(ルーン)を退ける力)を授けた。 |
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マシェリ=バーバス | -「ラルフィリア・サーガ episode3「砂塵の幻焔」」に登場。 ゴニーザの愛人。プライドが高く、嫉妬深い女性。貴族の落としだねであり、母親ともども捨てられたため、父親を恨んで育った。 ゴニーザのユーリに対する破格の扱い、ユーリとの親に対する考え方の違いから、ユーリに嫉妬心を抱く。 ユーリを逆恨みする気持ちを草に利用されてしまい、ユーリ暗殺の片棒を担がされることになってしまう。 |
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マック=デニスポーダ | -ミズィカの宿屋の主人。ヴォルフやティランと面識がある。昔ヴォルフとティランは彼の店で飲み比べをしたことがあり、そのことは武勇伝として町の語り草になっている。 | |
松宮勇樹 | -「緋翔伝〜幾千の月のかけら〜」に登場する。 同作品の主人公夏木が守護童子として仕えている女性で、編集者をしている子持ちの主婦。主(ぬし)の妹で妻だったユーリアスの転生体のため、霊たちの声や姿を確認する力を持っている。 -ヒロイン瑞穂のよき理解者であり、夏木たちも自分の家族として接するなど、気風のいい性格でまさに肝っ玉母さん。 |
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マリオス | -2巻に登場。ディーンの親衛隊の一人。親衛隊では最年少で、若いが真面目な青年。恋人がお守りにと持たせてくれた身代わり人形を大事に持ち歩いている。 自分の騎竜を手当てしてくれたユーリには好意的で、サナフェルがユーリを悪く言ったときもユーリを擁護するなど、ユーリの存在を認めている。 魔人形(モール・パペット)の暗示にかかって無残な最期を遂げた。 |
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マリョーシャ | -ラルフィリアの第五王女。 -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。叔父ザジュヴール贔屓のため、第四王子ベルナロッサには否定的。 |
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マルネレーテ | -ユリシーザスの妃の一人。第一王子サーザランド、早逝した第二王子と第三王子、第四王子ベルナロッサ、第五王子ティリアン、第六王子ジャス・ディーンの生母。 | |
ミジフィーダ山 | -ゾンカの南にある山。ファルミスに向かうユーリたちが通りかかった山。 | |
ミズィカ | -ユーリたちがゾンカへ向かう途中に立ち寄った湖畔の町。 | |
鏡(ミルドス) | -影武者。 | |
鏡(ミルドス)の魔法 | -オリジナルの姿を写し、完璧にコピーする最上級の変身魔法(チェンジングルーン)。 | |
夢来鳥ねむ | -漫画家兼イラストレーター。 | |
魔人形(モール・パペット) | -主人なき魔法道具(マジックアイテム)。 魔道師によって、かりそめの命を与えられた無機物。助手として使用されるが、中には主人の思惑を超えて大きな呪力を手に入れて独り歩きしたり、主人を屠ったりする。 |
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ヤンデレ | -意訳すると「ディーン」になる。 | |
結城信輝 | -「ラルフィリア・サーガ」の表紙・挿絵を担当したイラストレーター。 | |
ユーリ | -ユーリアスの愛称。 | |
ユーリアス=シルヴィアーヌ=リィ=ラルフィリアス | -「ラルフィリア・サーガ」の主人公。 ラルフィリア王家の第十六番目の王女。 黒髪碧眼の一族の中で、亜麻色の髪と落日色の瞳を持って生まれたため、大いなる凶兆とされ、王都から遥か離れた保養地サルファの離宮で育てられた「月影」の姫君。 -実は国王ベルナロッサに選ばれた后であるため、凶兆であるユーリを后にすることに反対する旧臣派から命を狙われていて、たびたび暗殺の魔の手が及ぶ。 -苦しんでいる人々を助けるために霊峰ザナドスを越える旅に挑んだときに、巨人(マクマホーン)と出会い、あまたの魔法を退けるといわれる真紅の赤宝を授けられ「赤宝(せきぎょく)の乙女」と呼ばれるようになる。 -自分を守り支えてくれるティランを慕うようになり、やがて彼への恋心を自覚する。2巻の最後ではティランの正体が第五王子ティリアンだと勘違いして、ティランに会うためにカイルとレイラと共にファルミスに旅立つ。 -次の誕生日がくれば60歳だが、外見年齢は14、5歳である(これでもラルフィリアの王族では成長速度が極めて早い)。 -元気印で純粋無垢なおてんば姫様。傷ついたものはほおっておけない優しさと器量の大きさを持つ少女。 -作法や戒律の勉強が嫌い。 -特技は子守歌。 -ユーリアスとは「唯一の至宝」という意味である。 -多くの男性陣をロリコンに走らせた罪深いヒロイン(苦笑)。 |
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ユーリンチー | ユーリが身分を隠すために使った偽名。 | |
ユリシーザス=クラウンベル | -ベルナロッサやユーリの父。現在は故人。 -多妻のため子沢山で、正妃5人との間に、王子9人、王女17人をもうけるという、記録に残る偉業を残した王。 |
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ラインハルト | -ティランの通り名の一つ。 | |
新月宮(ラス・ムーナ) | -ラルフィリアの王宮の建物の一つ。 天文と占星、忌事を司る深い静寂に包まれた宮殿。 |
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忘れんぼの姫(ラス=リーア) | -ユーリの愛称の一つ。 凶兆とされてサルファの離宮に送られたユーリを人々が哀れみと親しみを込めてこう呼ぶようになった。 |
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La・Moon | -有里紅良先生と夢来鳥ねむ先生の総合創作会社。 | |
ら・むうん畑 | -有里紅良先生&夢来鳥ねむ先生の作品及び、La・Moonを応援するファンのためのサイト。同人誌の通信販売も行っている。 | |
ラリサ=オールディン | -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。「パルマの楽園(ティルナ)」でディーラーをしている女性。チェイランの片田舎の出身。 ベルナロッサと出会い、楽園(ティルナ)の掟から解放されるため、故郷の太陽を再び見たいという願いから、ベルナロッサに忠誠を誓い協力することになる。 だがベルナロッサを救うべく単独行動に出たゆえにバロンに捕まり、「紫香の玉座」を使った拷問を受け、悲劇的な最期を迎えた。 |
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ラルヴァリア | -戦乙女。太古、月の女神(ラ・ル・ムーナ)がこの地に遣わした愛娘、ラルフィリアのもう一つの顔。 -ラルフィリアでは、ラルヴァリアが燃えるような赤い夕日をその背に負って赤銀の大剣をとり、この地に降りかかる災いと戦ったという古いおとぎ話が伝わっている。 |
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ラルフィリア | -月魂の都と呼ばれる王都を中心に、東西に長い北の王国で、高い潜在魔法力と常人の十数倍の寿命を持つ傑出した一族の治める国である。 | |
月魂(ラルフィリア)の剣 | -王玉(おうぎょく)の埋め込まれた王家に伝わる剣。その担い手を自らの意志で選ぶと言われており、ふさわしくない相手はその瞬間に命を落とすことになる。 | |
ラルフィリアの王族 | -ラルフィリアを治める一族。民人からは純粋な畏怖と尊敬をもって聖別視されている。 -古い神話では、月の女神(ラ=ル=ムーナ)がふかく青蒼な夜闇を人の形に切り取って命を与えた一族と伝えられている。 -寿命は常人の数倍はあり、生まれながらにして高い潜在魔法力をそなえている。一方で受胎率が低く、妊娠期間が長いため、子供の数が極端に少ない。 -ラルフィリア王族はこの特異な一族性ゆえ、婚姻を血族間のみに限定していた(一部例外あり)。そのため、王家の血筋の者はすらりとした長身で流れるようなストレートの黒髪と深いブルーの瞳を持っている。 -王族は聖数十二をもって常人の一年と換算する。十二年に一度大きな誕生日があり、その年の誕生日に新しい名を王より賜る。 |
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ラルフィリア・サーガ | -メディアワークス電撃文庫から刊行された有里紅良先生の小説。 | |
ラルフィリア・サーガ 茜色の至宝 | -「ラルフィリア・サーガ」第1巻。1997年5月に電撃文庫から発行された。現在は絶版。 | |
ラルフィリア・サーガ episode3「砂塵の幻焔」 | -ら・むうん畑発行の季刊誌「月の音-Moon Echo」に連載されている「ラルフィリア・サーガ」の小説。 -「月の音vol.13」から連載中。内容は第2巻の続きで、第五王子ティリアンに会うために旅立ったユーリたちの冒険が描かれている。 |
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ラルフィリア・サーガ外伝 青い目の魚 | -「ラルフィリア・サーガ」の外伝。「電撃hp Volume2」に掲載された。 -内容はユーリ、カイル、レイラの子供時代の探検を描いたストーリー。 |
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ラルフィリア・サーガ外伝 凍湖の歌人 | -「ラルフィリア・サーガ」の外伝。同人誌「結城信輝 ラルフィリアサーガイラスト集」に収録されている。 -内容は「ラルフィリア・サーガ 紫苑の鏡花」の続編で、第五王子ティリアンの住むファルミスへ旅立ったユーリ、カイル、レイラの三人が旅の途中で遭遇した出来事を描いたストーリー。 |
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ラルフィリア・サーガ外伝2 河の果ての楽園(アケルナル・ティナ・ノグ) | -「ラルフィリア・サーガ」の外伝。「電撃hp Volume5」に掲載された。 -ベルナロッサが即位する約百年前、ベルナロッサの叔母ナタールカと彼女の護衛戦士(ガーディア・ソル)アークの悲恋が描かれたストーリー。 |
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ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷 | -ら・むうん畑発行の季刊誌「月の音-Moon Echo」に連載されていた「ラルフィリア・サーガ」の外伝。 -「月の音」初号から「月の音vol.11」まで連載され、総集編として同人誌「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」が発売されている。 |
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ラルフィリア・サーガU 紫苑の鏡花 | -「ラルフィリア・サーガ」第2巻。1998年7月に電撃文庫から発行された。現在は絶版。 | |
ランターナ | -ベルナロッサの父ユリシーザスの第四王妃。第七王子カミルの生母。 | |
リーオ | -2巻に登場。七賢者の一人。国王の無二の親友。トカゲによく似た一風変わった容姿と複雑な思考の持ち主。 フルネームはカスティーラ=(デル)=リーオ。 -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」にも登場。 賢者の塔にある検死と反魂を研究するラボにいる特待生で天才学者。ベルナロッサと獣性の一族のよき理解者であり協力者であり、この話でも彼らを助ける姿が描かれている。 |
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リーリー | -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。ギエルフの妹。兄とは似ても似つかぬ可憐な少女。愛称はリー。 | |
月鈴(リファス) | -王族の誕生の儀式が執り行われる時、純潔性の高い者の傍らでしか鳴らない古琴。 -「月鈴(リファス)」に選ばれた者は、王族の中でも特別な役割を担う運命を背負うとされているために、幼い頃からその身辺を影のように警護する「護衛戦士(ガーディア・ソル)」が与えられる。 |
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飛竜(リンドブルム) | -乗用として飼われている竜。比較的気性の穏やかな種類ではあるが、その知能は十分に乗り手の技量を判断するだけの賢さを備えているため、騎竜として乗りこなす手綱さばきは熟練を要する。 | |
ルーディアス | -ユーリとほぼ同時期に生まれたユーリの弟。だがユーリがもうすぐ60歳になる現在でも、まだよちよち歩きの子供(王族は成長のスピードが極端に遅いため)。 | |
ルカ | -ナタールカの愛称。 | |
黎(レイ)・エルヴァーン | -「HAUNTEDじゃんくしょん」に登場するディーンらしき人物。 「光の教団(カノン・ミレニアム)」の最高司祭。「光宮学園征徒会」を背後から操り、主人公遥都の”全てを破壊する力”とその”身体”を手に入れるべく、卑劣な手段で遥都たちを追いつめる。 |
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レイラ=ランバス=ソウルウェル | -ユーリの乳兄弟。カイルの双子の姉。獣性族。燃えるような赤い髪と黄緑がかった金色の瞳を持つ猫族独特の小柄だがしなやかな体つきをしている少女。性格は勝気でしっかり者。 -風(レイラ)の祝福をもらった娘で、雷(ブランカ)の魔法(ルーン)を使うことができる。 -ユーリのティランへの恋心を理解し、ティランとユーリの仲を応援して後押しする。ディーンに対しては冷酷な一面を見抜き警戒している。 -「月の音Vol.20」に掲載された漫画「語り継がるる歌は」では、松宮勇樹が「ふたごのお姉ちゃんはお姫様を守るために命を落としてしまったの」と話していて、今後レイラはユーリをかばって死んでしまうことが明かされている。 |
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レイラン | -レイラが使った偽名。 | |
レオン | -ミズィカの宿屋でのティランの通り名。ティランが酒豪だったことから、店の主人マックからは「うわばみのレオン」と呼ばれている。 -レオンとは「孤独」の意味。 |
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レテ川 | -サルファの村外れにある川。川幅はさして広くはないが、流れの急な深い川。 -上流には小人(ホビット)族の棲む小さな村(コロ)がある。 |
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あ〜さ行 | た〜は行 | ま〜わ行 |
参考資料
ラルフィリア・サーガ 茜色の至宝
ラルフィリア・サーガU 紫苑の鏡花
そんなあなたもラルフィリアンT
結城信輝 ラルフィリアサーガイラスト集
ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷
電撃hp Volume2
電撃hp Volume5
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