- 「ラルフィリア・サーガ」用語集 -
ネタバレありますので要注意!
あ〜さ行 | た〜は行 | ま〜わ行 |
アーク | -アリーデ=オークの愛称。 | |
愛 | -ユーリに多方面から注がれているもの。 -仲のよかった兄弟を決別させ、愛する妹を巡って時を超えた兄弟喧嘩に発展させた罪深いもの。 |
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黒焔森(アッハ・ベールット) | -霊峰ザナドスの南側山麓に広がる広大な針葉樹の森。 | |
アニタ=レイ=グラング | -ユーリの館の女官長。小柄で華奢な外見だが、きびきびとしてたくましいしっかり者で館一番の働き者。 | |
アネット=(デル)=ラーナトリア | -ラルフィリアの第一王女。 -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。 国王ユリシーザスの最初の子供であり、王の側近補佐官を務めていて、兄弟姉妹の中で最も長く国王の傍に仕えている。 |
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アミューカ=マシワ | -2巻に登場。ゾンカの居酒屋「人魚姫(マーメラーダ)」で働く看板娘。 気が強く、何事にも一生懸命なしっかりした娘。 「紫苑(ソーニア)」の群生地への案内人としてユーリたちを導く。 魔人形の暗示にかかったマリオスから、ユーリを事故死に見せかければ金と称号を与えると言われ、サシャと結ばれるためにユーリを裏切ろうとしたが、すんでのところでとどまり、ユーリを救った。 -妹がいて、せめて妹をいい学校に入れてあげようとお金を貯めていたが、そのお金を妹に持ち逃げされてしまった過去を持つ。 たった一人の肉親に裏切られ、誰も信じられなくなっていたとき、サシャと出会い心を救われ、やがて相思相愛になる。 だが旧家の跡取り息子であるサシャとは身分違いのため、結婚をあきらめていたが、ユーリたちの協力でサシャとの仲を認められ一緒になることができた。 -恋する者同士、ユーリとは意気投合し、「いい女の基本」をユーリに教えてくれた恩人。 |
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アリーデ=オーク | -「ラルフィリア・サーガ外伝2 河の果ての楽園」に登場。 ナタールカの護衛戦士(ガーディア・ソル)。ナタールカとは相思相愛で、影からずっと彼女を守ってきた。 だがナタールカがザジュヴールに強引に迫られたところを助けたために、投獄されてしまう。助けに来たナタールカと共に逃げようとするが失敗。ナタールカを守って命を落とした。 |
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有里紅良 | -「ラルフィリア・サーガ」の原作者。 有限会社La・Moonの代表取締役で同団体発行作品の主幹編集者。それと同時に漫画原作者・小説家・演劇脚本家。 |
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アレフガード |
-第1巻に登場。黒い翼を持つヴァンの一族の暗殺者。 現国王(ベルナロッサ)が戴冠した150年前、どさくさに紛れて王宮を離れたものの、誰かを屠って生きるしかない己に気づき、生きることに倦んでいた。 暗殺者だが、約束を守ろうとするなど義理堅い一面を持ち、己の信条に従って生きている。 ユーリをさらい、ティランをおびき寄せようとするが、ユーリの純粋さに触れ、彼女の真摯な態度に心動かされる。 ティランとの戦いで「葬送(デドリイ)の魔法(ルーン)」を使い彼を道連れにしようとするが、エジヴァに襲われたユーリの姿を見て自らの魔法を中断、結果としてユーリを救うきっかけを作った。そんな自分を自嘲しながらも満足した死を遂げた。 -アレフガードとは「幻の島」という名である。 |
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いい女の基本 | -アミューカがユーリに教えたこと。 「めげない、しょげない、挫けない」の三法則。 |
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ヴァンの一族 | -代々王家に仕える対暗殺者のための護衛戦士(ガーディア・ソル)の一族。 黒い翼を持ち、その翼で通常渡ることの出来ない「還らずの川」を飛びこえ、再び戻ることが出来る。本来は迷ってしまったものを導くための翼だったが、ラルフィリアの王族はそれを確実に死に至らしめるための暗殺者として貶めた。 -現国王が戴冠したすぐ後に、ヴァンの一族は護衛戦士(ガーディア・ソル)の過酷な宿命から解放されたため、今の王宮には護衛戦士(ガーディア・ソル)は存在しない。 |
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ヴィーヴル | -蝙蝠の翼、額に三つ目の目を持つ巨大な大蛇で太古の竜。 第三の目は高価な宝石として売買されるため、狩人たちに追い立てられ、現在はめっきりとその数は減っている。そのため人間を極端に嫌い、普段は暗い沼や森に隠れ住んでいる。 |
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ヴォルフ=ヴォウ | -獣性の一族の長で、通称「獣性王」。ティランの古い友人。ユーリにとっては保護者的存在。身長2マール60ミル(約250センチ)、体重は19ガウル(約200キロ)を超える巨漢。 -体の内側に別の動物の因子を持つ獣性の一族であるため、自分の意思で獣化することができる。ヴォルフは獣化すると、巨大な黄金の狼になる。 -「ヴォルフ」とは獣性の一族の長に与えられる敬称であり、ラルフィリアの言葉で「大地に最も近い者」の意味を持つ。 -豪快な性格で、獣性の一族の長としての誇りと威厳を持つ。 -すっごい音痴(レイラ談)。 -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」にも登場。 |
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ウル=セウンテウス=デ=ダリアン | -八百年ほどの前の偉人にして大賢者。通称「大賢者ウル」。予言者にして偉大な芸術家だった王家の偉人。国王ベルナロッサの幼き日の師だった。 -国王のプライベート・ルームにある戦乙女ラルヴァリアの絵は彼の作品である。 |
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空弾(エア・ボア) | -一定空間の空気中の圧力を自在に操る魔法(ルーン)。 | |
エジヴァ | -第1巻に登場。「夭桃の魔女(エジヴァ・ウイッチ)」と呼ばれる、妖艶な暗殺者。目的のためには手段を選ばない狡猾な魔女。 -ユーリ暗殺を請け負い、ユーリの命を狙いに現れるが、ティランに阻まれる。ティランに敗れたものの命を救われるが、暗殺者として受けた『血の祝福』による誓約のため、そして女としての嫉妬から、その後も執拗にユーリを狙い、何度も窮地に陥れる。 ユーリの扱いに対する意見の相違から、アレフガードに瀕死の重傷を負わされる。それでも執念でユーリを追いつめるが、アレフガードに阻まれ殺された。 |
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秘伝呪魔法(エル・ベールルーン) | -王家に伝わる秘術で最高機密の口伝魔法。王族の血を引く者以外は、賢者の塔に入ることを許された者にしか伝授されない。 | |
月白宮(エル・ムーナス) | -ラルフィリアの王族が住まう宮殿。 -宮殿はその用途によって大きく5つの棟に分かれており、それぞれが「望月宮(ラル・ムーナ)」、「既望宮(ファル・ムーナ)」、「上弦宮(リラ・ムーナ)」、「下弦宮(デル・ムーナ)」、「新月宮(ラス・ムーナ)」と呼ばれている。 |
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護衛戦士(ガーディア・ソル) | -代々王家に仕える対暗殺者のための護衛戦士。 -現国王ベルナロッサが戴冠したすぐ後に、ヴァンの一族は護衛戦士の宿命から解放されたため、現在は護衛戦士は存在しない。 -職業柄、かなり過酷な仕事らしい。 |
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ガーニャ=ランバス=ソウルウェル | -レイラとカイルの祖母。ユーリの乳母をしていた女性。現在は故人。 -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」にも登場。夫ザイムと共にベルナロッサを支える様子が描かれている。 |
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帝駄耶蛇(カーモス・ルモ) | -山と谷を守護する神。 -熱病の特効薬である花「紫苑(ソーニア)」は帝駄耶蛇(カーモス・ルモ)の禁則地にしか生えない。 |
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カイル=ランバス=ソウルウェル | -ユーリの乳母マーシャの息子でレイラの双子の弟。ユーリの乳兄弟で幼馴染。獣性の一族の少年であり、体の中に山猫(ロック・キャット)の因子を持ち、パニックを起こしたり興奮したりすると、あっという間に赤い小猫に変わってしまう。 -彼にとってユーリは生涯守っていくことを誓った宝物で大事な存在である。ティランやヴォルフほどの力はないが、ユーリのそばにいて彼女を支え続ける。 -ユーリへの想いからティランに対してライバル心を抱いているが、ティランからは魚の餌にされたり、重い荷物を背負わされてこき使われたりと、散々な目に合わされている。 だが次第にティランを認めるようになり、2巻の最後ではユーリのティランへの気持ちを後押しし、ティランに会いに行くユーリに同行することになる。 |
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カイルン | -カイルが使った偽名。 | |
カスター | -2巻に登場。ディーンの親衛隊の一人。ヴィーヴルの襲撃で負傷し、さらにその後、雪豹(パボット)に襲われ再度負傷したため、旅に同行せずにサルファに残ることになる。その結果、殉職せずにすんだラッキーな人。 | |
カスティーラ=(デル)=リーオ | -リーオのフルネーム。 | |
語り継がるる歌は | -「月の音Vol.20」に掲載された漫画。「緋翔伝〜幾千の月のかけら〜」の漫画で、松宮勇樹(ユーリの転生体)がメインの話。 -レイラがユーリをかばって命を落としたこと等、「ラルフィリア・サーガ」の今後の展開について触れられている内容。 |
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カミル | -ラルフィリアの第七王子。ベルナロッサの弟で、生母は第四王妃ランターナ。 | |
革袋のお守り | -カッシュアの物売りの老婆がファルミスにいる息子に渡してほしいとユーリに託したお守り。実はベルグローを呼ぶお守り。ベルグローを傷つけた者の匂いとベルグローの引き裂かれた皮が入っている。 | |
ギエルフ=ヴォウ | -ヴォルフの若き日の名前。 | |
ギャロイ | -蟲。いなごの一種。普段はおとなしく刺されることはめったにない。だが産卵期の雌にかぎって、体内に致死性の毒が分泌され、この毒が人間の体に入ると高熱が出て脱水症状を起こし、解毒をしないかぎり助からないといわれている。 | |
キンブィ | -「ラルフィリア・サーガ外伝 凍湖の歌人」から登場。大鹿の姿をしている水の精霊。緑の湖(キンブィン湖)の主。真水の場所ならユーリに力を貸すことができる。 -村と泉を守るために生まれた精霊だったが、それゆえに村の民(キンブィンの血筋)を害することができない。雪の魔物が村人サラを生きながら取り込みんだため何もできずにいたが、ユーリたちがサラを解放したことで魔物を倒すことができた。そのことに感謝し、ユーリと契約を交わした。 |
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キンブィン湖 | -ミジフィーダ山にある緑色の湖。元々はキンブィンの村の上の方にある小さな泉だった。禁忌を破ったサラに解放された雪の魔物の力によって引き起こされたミジフィーダ山の噴火で破壊され、泉からあふれ出た水により、キンブィンの村は水没、湖となった。 | |
キンブィンの村 | -キンブィン湖の底に沈んでいる村。元々は谷間の小さな村だったが、70年以上前、サラによって解放された雪の魔物によって泉からあふれ出た水に呑み込まれて湖の底に沈んでしまった。 | |
黄昏の住処(クウオール・ド・ヴァン) | -王宮の西のはずれにある小さな離宮。国王陛下(クラウン・ベル)の休憩所。 -国王のプライベート・ルームには、賢者ウルが描いた戦乙女ラルヴァリアの絵が飾られている。 |
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クーリア | -稀代の魔導師。エジヴァやバーナム兄弟などの暗殺者たちを雇い、ユーリ暗殺を命じた人物。 -ザジュヴールの懐刀として暗躍していたが、先代の王ユリシーザス暗殺未遂の罪から指名手配となり、その姿を消す。その後も暗殺者たちを放ち続け、ベルナロッサ暗殺を企む。そのため、ベルナロッサの最大にして唯一の弱点であるユーリを執拗に狙う。 |
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草 | -クーリアの秘密部隊。ユーリを暗殺すべく暗躍する。 | |
クラウン・ベル | -「国王陛下」や「国王」を意味する単語。 | |
月船湖風聞(クレルツ・ラ・ルツフ・サーフ) | -同人誌「そんなあなたもラルフィリアンT」に掲載された小説。 -現在は「ら・むうん畑」のコンテンツ「図書館」の閲覧室で閲覧可能。 -月船湖の南にあるミズィカで起きた事件をレオン(ベルナロッサ)とヴォルフが解決するストーリー。 |
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黒小人 | -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。 子犬ほどの大きさの黒い小人。クーリアやザジュヴールに与し、飛翔魚(フラムラスター)を使って、ユリシーザス呪詛のための心臓を集めていた。楽園(ティルナ)を犠牲にすることを決断したクーリアによって殺され、自分の心臓を供物として捧げられてしまった。 |
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月紅万里〜げっこうばんり〜 | -夢来鳥ねむ先生主催のクラウドファンディングで制作された有里紅良先生の追悼本。 -夢来鳥ねむ先生による「ラルフィリア・サーガ」についてのエピソード漫画や、有里紅良先生の未公開設定メモ等が掲載されている。 |
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賢者の塔 | -王宮の西に建つ地上300マール(約300メートル)の堅固な塔。国王を含めた七人の賢者で構成される国の中枢機関「七賢者の円卓」と様々な研究開発のためのラボがある。 -塔の研究員と研修生たちは国中から難しい試験を通過して集ってきた者たちばかりであり、塔に入る資格を得た者には終生の生活が保障され、莫大な奨学金が支払われる。 ただし機密保持のため、一度塔に入ることが決まった者は、国王を含んだ一部の例外を除いて塔の敷地から二度と外に出ることは許されない。また出家と同等の扱いになるため結婚も許されていない。 |
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ゴニーザ | -「ラルフィリア・サーガ episode3「砂塵の幻焔」」に登場。 商船パトランテ号のオーナー。フルネームはキャストーレ=ゴニーザ。 ユーリが裕福な家庭の娘であることを見抜き、お礼目当てでユーリたちを商船に乗せてファルミスに送り届けることにした。 |
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サーザ | -第一王子サーザランドの愛称。 | |
サーザランド=(デル)=フレデリアス | -ラルフィリアの第一王子。 幼い頃から体が弱く、ほぼ寝たきりの生活を余儀なくされているが、その明晰な頭脳と判断力は他の追随を許さないと噂され、「新月の賢者(ファー・ラスムーナ)」と呼ばれる。 -病身だが、国王ベルナロッサのよき理解者で協力者。王宮の奥の院である新月宮(ラス・ムーナ)からベルナロッサとユーリの行く末を見守っている。 |
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ザイム=ランバス=ソウルウェル | -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。 ベルナロッサと行動を共にする獣性の一族の一人。ガーニャの夫。身体の中に虎の因子を持つ。水の精霊の加護を受けているため、大量の水を自在に操る。 |
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サシャ | -2巻に登場。フルネームはサシャミオ=タム。保養地ゾンカの町長の一人息子。老舗「宮下(タム)」の跡取り。お人好しで優しく、やや押しの弱い性格の好青年。 -自分の立場目当てで近づいてくる人間が多いことに疲れていたサシャは、飾らず自分に真っ直ぐ接するアミューカに気持ちの安らぎを与えられ、やがて相思相愛となる。 アミューカが孤児であることを理由に、結婚を親に反対されていたが、ユーリたちの協力で結ばれることができた。 |
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ザジュヴール=(デル)=フォーゼス | -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」に登場。 ユリシーザスの弟で、ベルナロッサの叔父。国王ユリシーザスを亡き者にして、成人前の第四王子ベルナロッサの代わりに王位につこうと企む。 -「ラルフィリア・サーガ外伝2 河の果ての楽園」にも登場。 ナタールカを妻にしようとするが、結局ナタールカはアークとともに死を選んだ。ナタールカの逃亡を助けたベルナロッサとはそれ以来確執を深めている。 -女性関係での噂が絶えない人物で、いずれ王位継承権を持つことになる甥の王子たちにも事あるごとに辛く当たるため、ベルナロッサたちからは嫌われている。 |
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ザナドス | -サルファの東に位置する霊峰。 -標高34ダル(約4000メートル)の断崖絶壁の巨峰。 山麓には「黒焔森(アツハ・ベールツト)」と呼ばれる魔物たちの住む深い森が広がり、その裾野を走るレテ川が人界と魔界とを分ける天然の境界線を形作っている。 -ザナドスの山中には獣性の一族の郷がある。 |
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サナフェル | -2巻に登場。ディーンの親衛隊の一人。黒髪の青年。 幼い頃、辺境の地チェイラン自治区に辺境視察にやってきたディーンに見出され、王都で教育を受ける機会を与えられた。それ以来、熱心なディーンの心酔者であり、王立学士院を卒業後、すぐにディーンの親衛隊に所属を果たした経歴の持ち主。 ディーンを妄信するあまり、度重なるアクシデントをユーリのせいと決め付け、彼女を目の仇にする。 ユーリに「血の祝福」をかけ自分のものとすることで、ディーンのそばから排除しようとするが、ティランの導きを受けたユーリの赤玉の力によって返り討ちにされ怪物と化し、最期はディーンの魔法によって葬られた。 |
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サラ | -「ラルフィリア・サーガ外伝 凍湖の歌人」に登場。 キンブィン村に住んでいた女性。ベンとは幼馴染で相思相愛。王都に旅立つベンに一緒に行こうと誘われたが、母を一人にしておけないと断り村にとどまる。だがベンと一緒にいたいと思うあまり、そのことを願うために雪神像を祠から動かして家に持ち帰ってしまう。そのために雪神像に封じられていた雪の魔物の力が解放され、一夜にしてキンブィンの村を水没させてしまい、サラ自身は生きながら魔物に取り込まれて『吹雪女の涙謌(ブリザーラ・ル・ティア)』に変貌した。 それ以来『吹雪女の涙謌(ブリザーラ・ル・ティア)』として近隣の住民に恐れられてきたが、ユーリたちによって魔物との同化が解かれ、愛するベンの腕の中で息を引き取った。 |
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サラフェリナ | -ユリシーザスの第四王妃。ユーリの生母。 -ちなみに、外伝「青い目の魚」では第四王妃はサラフェリナと書かれているが、「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」では第四王妃はランターナという設定になっている。 |
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サルファ | -王都から西に25ファール(約360キロメートル)ほどのところにある小さな保養地。王宮を離れたユーリが育った土地。 | |
ジーザ=オーク | -「ラルフィリア・サーガ外伝 河の果ての楽園」に登場。 アークの父親であり、ザジュヴールの護衛戦士(ガーディア・ソル) 。 自分の命と引き換えにセキュリティ・システムを強制終了させて、ナタールカとアークの逃亡を助けた。 |
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紫香の玉座 | -飛翔魚(フラムラスター)を退ける魔法薬。実は恐ろしい中毒をもたらす催淫剤である。 | |
旅人(ジェニファ) | -「HAUNTEDじゃんくしょん」に登場するベルナロッサらしき人物。 主人公遥都の先祖である初代ルシフェレスを知る謎の人物。戦争で死んで迷っていたたくさんの亡者たちを一度に成仏させたという「伝説の黒マント」。 |
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七賢者 | -ラルフィリアの最高頭脳(トップブレイン)。 | |
獣性の一族 | -体の中に他の動物の因子を持ち、自分の意志で自由に獣化(ゾアントロピー)することのできる特殊能力をそなえた民。 -獣性の一族は数百年の寿命を持つが、ラルフィリア王族と逆に成体になるまでのスピードが驚くほど速い。 -霊峰ザナドスの山中には獣性の一族の棲む郷がある。 |
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シャーリィ=ミラ=ディヴァレ(シャーリー) | -ラルフィリアの第七王女。すごい美人で、都で人気がある姫君。 -ちなみに、「ラルフィリア・サーガ 茜色の至宝」でティランとカイルの会話にでてきたときは「八番目のお姫様」で「シャーリー」と書かれていたが、「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」と「ラルフィリア・サーガ episode3「砂塵の幻焔」」では、「第七王女」で「シャーリィ」と書かれていて、設定が多少変更されている。 -すっげぇ美人だけど取っ付きにくい感じ(カイル談)。 -「ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷」、「ラルフィリア・サーガ episode3「砂塵の幻焔」」に登場。姉の第五王女マリョーシャに意見するなど、聡明で気性の激しい性格を見せている。 -「ラルフィリア・サーガ episode3「砂塵の幻焔」」にも登場。ベルナロッサを愛してやまないと公言し、ベルナロッサの后候補ナンバーワンとして周囲から思われている様子が描かれている。 |
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ジャス・ディーン=(デル)=エルヴァーン | -綺羅星と謳われる、ラルフィリアの第六王子。若くして文武に長け、国民からも圧倒的な人気を得ている青年。第一王子サーザや兄王ベルナロッサを尊敬している。 -第一王子サーザの薬を取りに親衛隊を率いて出かけたが、ヴィーヴルの襲撃にあい、サルファの館に立ち寄ったときに、ユーリと出会う。 やがてユーリに惹かれていき、彼女への愛を自覚する。ユーリを妻にしようと決意するが、兄であり国王のベルナロッサがユーリを后に迎えるつもりなのを知り、叶わぬ恋と知る。自分の想いが叶わぬと知ったディーンは自暴自棄気味に賢者の塔へ入ることを兄に願い出たが…。 -兄サーザのためにゾンカまで薬を取りに向かったり、ユーリに対しても優しく接するなど兄妹を気遣う優しい性格だが、自分を利用したデルファスに「反魂術(ソウル・リターン)」をかけ「屍人(ゾルバス)」に変えるなど冷酷な一面も持ち合わせている。 -ディーンとは「綺羅星」を意味する。 -2巻で打ち切り状態になっているのでディーンのその後は不明。 -第一王子サーザは病弱、第二王子と第三王子は早逝、第五王子ティリアンは王宮を飛び出して辺境のファルミスへ行ったため、第六王子であるが第二王位継承者の地位にいる。 -「ラルフィリア・サーガ外伝2 河の果ての楽園」にも登場。兄王子たちの後をついてまわるのが日課のお兄ちゃん子だった様子が描かれている。 兄たちが大好きなゆえに、一緒にいる兄たちが実は鏡(ミルドス)であることを見抜き、兄がいなくなったと悲しんでいた。泣いていたディーンを見て不審に思って話しかけてきたザジュヴールに「ベルナロッサ兄さまも、ティリアン兄さまも、僕を置いてどっかいっちゃったんだもん」と話してしまい、ザジュヴールにナタールカの逃亡を助けているのがベルナロッサたちだと気づかせてしまった。 -別作品「緋翔伝〜幾千の月のかけら〜」では、兄ベルナロッサと決別し、『悪い王様(ベルナロッサ)にさらわれた姫君(ユーリ)を救いだしてほしい』と裏の皇に依頼するなど、ユーリを手に入れるために暗躍している様子が描かれている。 また他の別作品「HAUNTEDじゃんくしょん」では、「光の教団(カノン・ミレニアム)」の最高司祭として「光宮学園征徒会」を背後から操り暗躍するなど、この作品でも悪役街道を突き進んでいる。 |
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食事は基本 | -ティランのポリシー。 | |
聖夜考学 | -ラルフィリア王族の者が幼い頃から身に付ける学問で、いわゆる房中術。 | |
赤玉(せきぎょく) | -巨人(マクホーン)がユーリに与えた玉。 ユーリの魂と呼応する赤銀(しゃくぎん)の意志となり、あまたの魔法(ルーン)を退ける凍結の力をユーリに与える。 |
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赤玉(せきぎょく)の乙女 | -大賢者ウルの予言にある茜色の瞳の娘。 -ユーリの代名詞。 |
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セディル | -国王の側近であり、国王の「鏡(ミルドス)」を務める銀髪の青年。 | |
戦士の丘 | -レトナー渓谷のはずれにある丘で、ユーリの乳母ガーニャの亡骸が葬られた場所。ガーニャにとって思い出の場所だった。 | |
千紫萬紅 | -2002年夏発刊の結城信輝先生の画集。「ラルフィリア・サーガ」のカラーイラストも収蔵されている。 -結城信輝先生の人気とあいまって、現在でもかなりのプレミア価格となっている。 |
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反魂術(ソウル・リターン) | -死したる魂を体に呼び戻す術。崩壊した肉体にとどまることはすなわち「屍人(ゾルバス)」になることに他ならない。 | |
紫苑(ソーニア) | -熱病の特効薬である花。 | |
ゾバ | -西の砂漠にある過酷な流刑地。罪を犯した王族が投獄される、砂と岩だらけの場所。 -この場所に送られた者は事実上死んだものとして扱われ、王宮に戻ることはない。数百年の刑期を終えて出所することがあっても、その後は僧籍に入ることが義務付けられていたため、俗世に戻ることはありえない。 |
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屍人(ゾルバス) | -まれに人里に出没する怪物。アイテムさえあれば一般の人間でもなんとか撃退することができる。 | |
ゾンカ | -クイヌー山とミジフィーダ山の谷間にある街。ラルフィリアでも有数の観光保養地。 | |
そんなあなたもラルフィリアンT | -イベントで発行されたラルフィリア・サーガの同人誌。 | |
そんなあなたもラルフィリアン準備号〜王族編 | -イベントで発行されたラルフィリア・サーガの同人誌。 | |
そんなあなたもラルフィリアン準備号〜庶民編 | -イベントで発行されたラルフィリア・サーガの同人誌。 | |
あ〜さ行 | た〜は行 | ま〜わ行 |
参考資料
ラルフィリア・サーガ 茜色の至宝
ラルフィリア・サーガU 紫苑の鏡花
結城信輝 ラルフィリアサーガイラスト集
ラルフィリア・サーガ外伝 魔馨の渓谷
電撃hp Volume2
電撃hp Volume5
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